Nao Yogaから「SENTIRE」へ|新しい名前に込めた想い
このたび、これまで「NaoYoga」として活動してきた場所の名前を、新しくすることにしました。
新しい名前は
SENTIRE(センティーレ)
イタリア語で「感じる、感じとる」という意味を持つ言葉です。
身体と心、どちらにも目を向ける
ヨガや身体アプローチの心理学を学ぶ中で、身体と心は密接につながっていると実感してきました。
身体をほぐしても、心の緊張が残っていれば、また身体がこわばってしまうことがあります。
反対に、心だけを整えようとしても、身体がこわばったままだと、心の緊張もほどけにくいことがあります。
身体と心は互いに影響し合っているからこそ、どちらか一方だけではなく、両方に目を向けることが大切だと思っています。
もし、身体を整えているのに同じ不調を繰り返したり、心を整えようとしてもうまくいかなかったりするのなら、これまで目を向けてこなかった自分自身に、目を向けるときが来たのかもしれません。
自分の感じたことに気づく
私たちはいつの間にか、「こうあるべき」「こうしなければいけない」「これが普通」と、外側の正解や他人の基準を気にするうちに、自分の感じたことを後回しにしてしまいます。
後回しにしているうちに、自分が本当はどう感じているのかも少しずつわからなくなっていきます。
そして、自分で選んでいるつもりでも、いつの間にか「こうするべき」という誰かの基準で選んでしまうことがあります。それは、自分の感じたことをそのまま置き去りにすることでもあります。
私はそこに、自分の感じたことや選んだことを、自分自身が認める「自己肯定」が必要なのだと思っています。
「自己肯定」は、決して自分を好きになることでも、自信満々になることでもありません。
「これが私だから仕方ない」と、自分の本当の気持ちを置き去りにすることでもありません。
けれど私たちは、「私はこの私でいい」と思おうとしても、今の自分をダメだと思っていれば、そう簡単には思えません。
だから、「もっと自信を持たなきゃ」「変わらなきゃ」と頭で考えてしまいます。 そんなときも大抵、私たちは「今の自分はダメだ」というメガネ(ジャッジ)を握りしめています。
「私はこの私でいい」と還っていくためには、まず自分が今、何を感じているのかに気づくこと。それが出発点なのだと思っています。
感じることから、SENTIREへ
自分を後回しにすることでわからなくなった自分の声に、頭で考えるだけではなく、身体や五感を通して目を向けていきます。
感じるから、気づける。
気づくから、緩められる。
その最初の一歩が、「自分の感覚に気づくこと」だと思っています。
身体アプローチを通して、自分の感覚に目を向ける場所。
だから、SENTIRE。
そんな場所でありたいと思っています。
和室の小さな空間や、これまで大切にしてきた想いはそのままに。
名前を新しくして、ここからまた歩んでいきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

私にとっての屋号とは
そして、もうひとつ
屋号を持つことは、以前から小さな憧れでもありました。
よく「大切なのは見た目より中身」と言いますが、私は、形が整うことで中身も整っていくこともあると思っています。
部屋を片づけると気持ちまで整理されたり、服装を整えると自然と背筋が伸びたりするように。
SENTIREという名前ができて、私が大切にしているものに、ひとつの「顔」ができたような感覚があります。
小さな場所でも、ここに来てくれる人が少なくても、
「私はこういうことをしています」と胸を張って言える。
そんなものができたことで、私自身も少し背筋が伸びた気がしています。

